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AIに思うこと

最近のAIの発展は目覚ましく、院内の連絡事項も、まるでポッドキャストのような音声付き動画として作成できるようになりました。
今回は、当院の紹介や診療体制、ワクチンのご案内を作成してみました。読み間違いなどもありますが、それでも十分に情報としての価値があると考え、ホームページに掲載することにしました。

当院ではキャッシュレス決済の導入をはじめ、あらゆる分野で積極的にDXに取り組んでいます。しかし、質は向上しても、必ずしも時短には直結していないのが現状です。予約制やWeb問診などの導入により、以前より待ち時間は短縮されていると感じますが、それでも一部の曜日では待ち時間の解消が難しいと実感しています。やはり医療は「人と人との対話」が基本であり、時間を要するものです。AIでは置き換えられない何かが確かに存在すると、私自身も信じていますし、日々実感しています。

AIにはハレーションなどの大きな課題もありますが、たとえばプログラミングの補助ツールとして使えば、これまで自分では作ることができなかった演算式を構築でき、簡易なアプリまで自作できるようになりました。

AIは柔軟性が高い一方で、プログラムは柔軟性はないものの堅牢です。柔軟なものから堅牢なものを生み出していくことに面白さがあります。
まるで免疫が柔軟性と堅牢性のバランスで機能しているかのように、あらゆる物事は「いかにうまく活用するか」が大切なのだと感じます。